仕事と育児との両立をするコツ

女性の社会進出とともに、育児と仕事の両立が難しいと悩む女性が増えています。特に看護師は、子育てとの両立が難しい職種だと言われています。その理由は、人の生命に関わる重要な職務なので夜勤や残業があるのが当たり前だからです。また、看護師不足の影響でシフトの融通を利かせるのが難しいです。このように体力面でもキツイ上に時間調整が難しいため、看護師にとって仕事と育児の両立は簡単ではありません。看護師として育児と仕事を両立させるには、職場選びがポイントになります。まず、日勤のみの勤務で夜勤や残業が一切ない所を選ぶことが大事です。そうすれば、子供や夫がいない日中に働いて、夜の時間は子供の保育園のお迎えや食事作りに当てることが可能です。一般的に医療機関の求人広告には、夜勤なし、残業なしというようにはっきりと記載されています。なので、職場を探す際は見逃さないようにしましょう。

その他にも、仕事と育児を両立するには育児短時間勤務制度を利用することが良いでしょう。この制度は、3歳未満の子がいる際に利用できる短い時間で勤務できる制度です。自分の都合の良いように退勤の時間を決められるので、ちゃんと育児の時間が確保できます。この制度を使うと、正社員のように福利厚生も受けられます。育児短時間勤務制度を導入している医療機関は、女性が育児と仕事を両立できるように支援している職場です。そのため、必然的に同じように子供を抱えて働いている看護師が多く、子育ての悩みなども話しやすい環境です。互いの事情をすぐに察知してくれるので、非常に働きやすいといえるでしょう。